花園会夏季講座を修了して
妙心寺の信徒組織である「花園会」が主催する夏季講座に参加して今年で3年目、修了年度でした。母を亡くしたのが切っ掛けで参加したこの講座でしたが、わが家の宗旨、臨済宗妙心寺派に関する知識に留まらず、仏教の教義などにも触れることが出来て、とても有意義でした。さらに有り難いことに、修了証は私の歯科主治医である河野先生のご縁戚にあたられる河野太通妙心寺派管長猊下のお名前で頂戴することができました。それにしても、不安一杯で参加した1年目、少し興味を覚えて参加した2年目、そして今年で修了と思うと少し精神的な拠り所を失ったような気がしてしまいます。
さて、そんな訳で今年も8月の最終週の金・土・日の2泊3日で最終第3コースを受講しました。記録的な猛暑のなか、花園会館に正午に集合とのこと、10分前に到着しました。会場受付で、昨年来の友人Oさんと再会しました。
会館2階の教化ホールで開講式があり、今回お世話いただく雲水の皆さんの紹介がありました。講座で一番大切な教本が、「臨済宗妙心寺派 勤行聖典」です。特に般若心経は暗誦しなければ恥ずかしいほど良く唱えられます。
今回は、修行に没頭するために(?!)、食事や移動中、講義中の画像は撮らないことにしました。左は初日の第3講の「写仏」で描いた妙心寺庫院の地蔵菩薩です。同じ原本をなぞっても人それぞれの仕上がりになるものです。
2日目の夜は、受講者や雲水さんを含めた全員で和気藹々と酒食の宴が設定されています。修了生のテーブルは、雲水さんたちの隣りでした。アトラクションでは、お馴染みの雲水バンドさんの登場です。今年は♪千の風に乗って♪ や、白隠禅師和讃などスタンダード・ナンバーを披露されてました。
最終日の特別講演は、花園大学の客員教授で、夜回り先生こと水谷 修先生から、壮絶な青少年更正の体験談がテーマでした。引き続いて閉講式があり、河野太通管長猊下から講話が聴けました。
閉講式の後、3期生を対象に祝斎として、お昼を振る舞われました。精進料理でしたが、満足感を味わって戴きました。昨年同室だった神戸からお越しのK氏と河野管長直筆の掛け軸前で記念写真を撮って戴きました。お疲れさまでした。 合掌!
※当日のカリキュラムについては、 » 続きを読むを参照!
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