オダサクの名作「夫婦善哉」の作品世界を歩く
「OSAKAあそ歩」の2回目の参加でした。今回は、題記の通り、小説「夫婦善哉」でお馴染みの織田作之助ゆかりのコースを歩きました。集合は、日本橋駅を上がったところ、案内人は3名で、織田作の研究家、新人女優の方など多彩でした。
日本一から堺筋を南下して、一旦、黒門市場を通り越して、旧松坂屋(現高島屋東別館)でアール・デコ調の建物前で「夫婦善哉」の朗読があり、改めて黒門市場の南門から商店街を北上して、千日前通りへ向かいました。
振り出しの日本一交差点へ戻り、堺筋を北上して、安井道頓の顕彰碑前で解説を受けました。堺筋を西に渡り、道頓堀の「たこ梅」前を経由して、浮世小路を東へ通り抜けました。
通り抜けると、法善寺横丁です。正弁丹吾亭前で、織田作自筆の句碑「行き暮れて ここが思案の 善哉かな」の説明を受けました。横丁を南へ抜けて法善寺水掛不動前で織田作に扮装したオダサク倶楽部の井村さんからこちらの縁(ユカリ)の話がありました。
また、着物姿の女優 やまおきあやさんから、本日3度目の織田作之助「夫婦善哉」のクライマックスシーンの朗読があり、参加の10組夫婦皆さんが柳吉・蝶子になったつもりで聞き入っていました。
法善寺の水掛不動さんは大阪でも有数の名所であるだけに、今日も水を上げる参拝者の行列が出来ていました。流石に乾く暇がなく原形を留めないくらいに苔がびっしりと張り付いています。最後に、いちびり庵難波店の3階で締めの挨拶がありましたが、丁度、イラスト・レーターの成瀬國晴さんの飛び入りサプライズがありました。まだまだ大阪にも粋な人がぎょうさんいたはります!
| 固定リンク
「大阪を感じる」カテゴリの記事
- 第5回「大阪検定」会場にて(2013.06.30)
- 大阪市庁舎前にて(2013.04.30)
- 大阪あるこ~空堀商店街を遊ぼう(2013.01.26)
- 「第4回 大阪検定」を受験して(2012.07.01)
- 第3回 大阪検定 @大阪府立大学(2011.07.10)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント