租税法の立法プロセス
今日の講義テーマは、「租税法の立法プロセス」でした。政府提出の税制法案は財務省主税局・自民党税調・政府税調の3者が中核であることや、さらに平成20年度税制改正法案については「衆参のねじれ現象」に伴い憲法59条2項の規定が適用されたことなどを解説しました。揮発油税の暫定税率の期限切れが社会問題になったこともあって、学生も興味深く聴いてくれたようです。
通常講義を終えて5分間の休憩後、先々週の休講分の補講を6限目にしました。金曜日最終の連続講義であり、学生の集中力にも配慮して、政府税調の石 弘光元会長の「タックスよ、こんにちは!」から題材を得て紹介しました(続きを読む参照!)。著者によると小学校6年生から中学校1年生を対象にしたとのことですが、結構面白く書かれています。
3月決算5月申告作業を期限内に終えてホッと一息・・・ そして5月最終日の大学での補講を終えてさらに一息・・・ 午後7時過ぎの阪南大の帰り道の駅前広場です。納税啓蒙標識(画像左端)を見る度に、学年末試験でこの標語を出題したことを思い出します。
※ 「タックスよ、こんにちは!」 より
★ タックスがなかったら? pp23~28
生活の安全が脅かされる
① 国防・・・外部からの敵の侵略に絶えず脅かされる
② 警察・・・犯罪天国になり社会全体の安全確保がなされない
③ 消防・・・いたずらに火が燃え広がり、被害が大きくなる
低下する知的水準
④ 教育・・・読み書きの出来ない人が出てくる、国の発展の基礎が崩れる
老後や子育てが不安になる
⑤ 年金・・・老後の生活不安と、早死にの高齢者が増える
⑥ 医療・・・社会全体に病原菌をまきちらすことになる
⑦ 介護・・・「姥捨て山」の物語のようなことになりそう
⑧ 保育・・・お母さんが働きに行けなくなり、出生率も低下する
これまでのまとめ
⑨ ゴミ・・・街はゴミで埋もれ、悪臭が漂うことになる
租税の特徴として「非対価性」が挙げられますが、以上のようなあらゆる公共サービスの提供を受けていることが納税の根拠になります。普段は当たり前のようにその恩恵を被っていますが、しっかりと再認識すべき事ですよね!
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