税に関する基本原則
今日は午前中に、ガソリンスタンドとコンビニ2店舗等を併営されている5月申告法人のY社の決算打合せに出向きました。債務超過からの脱却が至上命令なので、難題でした。一旦事務所に戻って事務を済ませてから、阪南大学へ出講しました。
今日のテーマは、租税はいかにあるべきか!でした。アダム・スミスの4原則(本文(続き)参照)からジョゼフ・スティグリッツの5特徴を教材に基づき解説しました。
朝日新聞(H20.5.19)で、正にスティグリッツ先生の近著「THE THREE TRILLON DOLLAR WAR」が紹介されていたので、切り抜きをコピーして、学生さんにロールプレイングを通じて紹介しました。そのテーマは「戦争は決して経済に貢献しない」で、ブッシュ政権がイラク戦争に投じた3兆円とも言われる戦費が、世界経済に与えた悪弊について論じているものです。流石にノーベル賞受賞者とは言え、壮大なロジックですね!
※ アダム・スミスの租税に関する4原則
① 公平の原則 ・・・ 税負担は各人の能力に比例すること
② 明確の原則 ・・・ 租税は恣意的であってはならないこと
③ 便宜の原則 ・・・ 租税は、納税者の最も便宜な時期と方法により徴収され るべきこと
④ 最小徴税費の原則 ・・・ 徴税コストを最少にすること
※ スティグリッツの租税に関する5特徴
① 経済効率 ・・・ 租税制度は効率的な資源配分に干渉すべきではない。
② 行政上の簡潔さ ・・・租税制度は管理が容易で最小コストで運営できること。
③ 伸縮性 ・・・ 租税制度は経済環境に柔軟で対応できること。
④ 政治的責任 ・・・ 租税制度は納税額が容易に確認できるように計画される べきこと
⑤ 公正 ・・・ 租税制度は相対的取扱いにおいて公正であること。
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